イタリアを統一イメージで観光促進

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イタリア北部ユネスコ世界遺産

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イタリアのロンゴバルド族:権勢の足跡(568-774年)

登録年:2011

所在地:イタリア各地7カ所 うち北部は以下3か所  

ユネスコサイト: http://whc.unesco.org/en/list/1318 

 

チヴィダーレ・デル・フリウリ『サンタ・マリア・イン・ヴァッレ修道院の祈祷堂』

所在地: チヴィダーレ・デル・フリウリ  ウーディネの東16km、トリエステTriesteの北西
65km ヴェネツィアの北東144km の西45km。

ガスタルダーガ地区にあるサンタ・マリア・イン・ヴァッレ修道院の祈祷堂は、通称「ロンゴバルドのテンピエット」とよばれています。ロンゴバルド王国後期の最も重要な建物のひとつで、女性6体の中世では珍しい写実的立体的漆喰彫刻やフレスコ画、大理石の厚板、円柱、モザイク等見事な8世紀の内部装飾を見ることができます。また当時のカリスト司教が整備増築した教会や聖堂群や、ロンゴバルド族の墓にあった副葬品も登録されました。

 

ブレシャの『サン・サルヴァトーレ=サンタ・ジュリア修道院』

所在地: ブレシャ  ミラノの東93km ヴェローナの東66km

ロンゴバルド王国のデジデリオ王が即位前の753年に創建したサン・サルヴァトーレ修道院は、後世の大規模な増改築により、教会や回廊とともに合体して現在はブレシャ市立博物館となっています。修道院はもともと古代ローマ時代の邸宅跡に建てられ、現在も修道院周辺には北イタリアを代表する多くの古代ローマ時代の遺跡が残されています。

 

カステルセプリオ-トルバの『カストラム』

所在地:カステルセプリオ/トルバ(ロンバルディア州)ヴェレーゼの南14km

古代ローマ時代からのカルテルセプリオとトルバの両町に広がるカストラムという要塞地区をロンゴバルド族は再利用し、その建物跡が今も残っています。トルバの塔は後期ロンゴバルド期に修道院となり、有名な『サンタ・マリア・フォリス・ポルタス教会』は町壁の外に7-8世紀に建てられ、その壁は貴重なフレスコ画で飾られています。

 

 

 

アルプス山脈周辺の先史時代の杭上家屋群

 登録年:2011

所在地:パル・ディ・リヴェンツァ(フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州)、ラヴァニョーネ(ロンバルディア州)、サン・シヴィーノ・ガッビアーノ (ロンバルディア州)、ルガーナ・ヴェッキア (ヴェネト州)、ルコーネ(ロンバルディア州)、ラガッツィ・デル・ヴォ(ロンバルディア州)、バンデ-コルテ・カルパーニ (ロンバルディア州)、カステッラーロ・ラグセッロ(ロンバルディア州)、イゾリーノ・ヴィルジニア-カミッラ-イゾラ・サン・ビアジョ(ロンバルディア州)、ボディオ・チェントラーレ・オ・デッレ・モネーテ (ロンバルディア州)、 イル・サッビオーネ・オ・セッテントリオナーレ (ロンバルディア州)、セスト・ウノ・エミッサーリオ(ピエモンテ州)、 メルクラーゴ (ピエモンテ州)、モリーナ・ディ・レードロ (トレンティーノ・アルト・アディジェ州)、 フィアヴェ・ラーゴ・カレーラ (トレンティーノ・アルト・アディジェ州)、 ベルヴェデーレ (ヴェネト州)、フラッシーノ (ヴェネト州)、トンボラ (ヴェネト州)、 ラゲット・デッラ・コスタ (ヴェネト州)

ユネスコサイト:  http://whc.unesco.org/en/list/1363 

イタリア他スイス、ドイツ、オーストリア、フランス、スロヴェニアにまたがる共同登録で、登録された全111か所のうち、イタリアの遺跡数は北部に点在する19か所。 紀元前5000~500年にかけてアルプス山脈周辺の湖畔・川辺に造られていた杭上住居跡の遺跡は古代の農耕生活や文化を伝えます。 イタリア国内で登録された19か所の考古学エリアはロンバルディア州、ヴェネト州、ピエモンテ州、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州の5つの州に点在しています。 今回登録された国の中でも、イタリアが一番古く、ヴァレーゼ湖畔の杭上家屋は新石器時代の紀元前5000年前に遡ります。その後盛んになったのは青銅器時代の紀元前2200~1400年の頃で、ガルダ湖畔では30以上の集落が集中していました。 またトレンティーノ地方やピエモンテ州の小さな湖、ポー河流域平野やフリウリ地方の山の麓でも杭上家屋跡が発見されています。

 

ピエモンテとロンバルディアのサクリ・モンティ

登録年:2003

所在地:ヴァラッロ・セジア(ピエモンテ州 ミラノの北西100km)、クレア(ピエモンテ州 アレッサンドリアの西40km)、オルタ・サン・ジュリオ(ピエモンテ州 ストレーザの南西28km)、ヴァレーゼ(ロンバルディア州 ミラノの北56km)、オローパ(ピエモンテ州 ビエラの北西13km)、オッスッチョ(ロンバルディア州 コモの北26km)、ギッファ (ピエモンテ州 ストレーザの北22km)、ドモドッソラ(ピエモンテ州 ストレーザの北西32km)、ヴァルペルガ(ピエモンテ州 トリノの北38km)

「サクリ・モンティ」とは「サクロ・モンテ」の複数形で、「聖なる山」を意味します。16世紀後半から17世紀にかけてキリスト教信者の巡礼のため山に数多くの礼拝堂や聖堂が建てられました。登録された北イタリア9箇所のサクロ・モンテはどれも参拝地として神聖な雰囲気をもっているだけでなく、丘、森、湖といった自然環境と建築物群が美しく調和し、建物内部の宗教壁画・木彫・塑像の芸術性も大変高く、建築・芸術と自然を見事に融合させた成功例です。

ユネスコサイト: http://whc.unesco.org/en/list/1068 

参考サイト : www.sacrimonti.net

 

サヴォイア王家の王宮群

登録年:2003

所在地:トリノとその周辺(ピエモンテ州) ミラノの西南約140km。

16世紀末トリノをサヴォイア公国の都としたエマヌエレ・フィリベルト公の命で、都市計画に基づき華麗な建物群が建設されました。当時の著名建築家・芸術家達がてがけた宮殿・城・居城の数々は、その後イタリア王ともなったサヴォイア家の栄華と権勢を世に知らしめました。当時の王宮の多くは現在博物館や公的機関が入っていますが、トリノ中心部の王宮や郊外のストゥピニージ狩猟宮殿等では豪華な調度品や内部装飾を見学できます。

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/823 

参考サイト: www.turismotorino.org/

 

 

ヴァル・カモニカの岩絵群

登録年:1979

所在地:カモニカ渓谷一帯(ロンバルディア州) ブレシャの北約80km(カポ・ディ・ポンテ)

先史時代の約8000年間に岩石に刻まれた貴重な「線刻画」が、この渓谷一帯に数多く残っています。岩に刻まれた14万以上の絵柄は農耕、航海、戦い、魔術などをテーマに描かれています。これらの岩絵はナクアネ岩壁彫刻国立公園(カポ・ディ・ポンテ)内や、ナドロ、ルイーネ等のカモニカ渓谷の何箇所かで見ることができます。

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/94 

参考サイト :www.invallecamonica.it/ 

 

 

クレスピ・ダッダ

登録年:1995

所在地:カプリアーテ・サン・ジェルヴァシオ(ロンバルディア州) ベルガモの南西15km。

「クレスピ・ダッダ」は産業革命期19-20世紀初頭に啓蒙的企業家クレスピが、自分の工場労働者とその家族のためにアッダ川のほとりの所有地内に造った「企業村」。紡績工場と道をへだてて労働者用の家、学校、病院、教会等を建て、当時の労働者にとっては理想郷ともいえる画期的な環境を整えました。今も工場跡や建物がそのまま村に残っています。

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/730 

参考サイト:www.villaggiocrespi.it/ENG.htm 

 

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院

登録年:1980

所在地:ミラノ市内(ロンバルディア州)

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に隣接するドメニコ会修道院の食堂に巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが1495年から1497年にかけて描いたフレスコ画「最後の晩餐」は、芸術史に新しい時代を開いた重要な作品です。キリストが12人の弟子の中に自分を裏切るものがいることを告げた直後の場面が、劇的に描かれています。ゴシック的ファサードをもつ教会は15世紀に増築され、建築家ブラマンテにより美しいルネッサンス的空間も加えられた見事な複合建築です。

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/93 

 

 

マントヴァとサッビオネータ

登録年:2008

所在地:マントヴァ(ロンバルディア州)ミラノの東南 158km、サッビオネータ(ロンバルディア州)マントヴァの西南 30km

マントヴァとサッビオネータの町は、時の支配者ゴンザガ家の強い指導力と影響の元、ルネッサンス的都市計画、そして建築美を具象化した秀逸なる実例。マントヴァの町の歴史は古代ローマ時代に遡り、11世紀の「ロトンダ」やバロック期の「学術劇場」をはじめ様々な時代の発展の跡が残っていますが、ルネッサンス期に当時マントヴァを支配していたゴンザガ家により、既存の建物に改装が加えられ、町は拡張されて華麗なる都市発展を重ねました。一方サッビオネータは、ゴンザガ家の王子ヴェスパシアーノ・ゴンザガ公が16世紀後半に当時の都市計画原理にそって立案し建設した「理想の町」で、星型の城砦の中には碁盤の目に整備された完璧な町が造られました。

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/1287  

 

レーティッシュ鉄道アルブラ線/ベルニナ線と周辺の景観

(イタリア・スイス共同登録)

登録年:2008

所在地:ティラーノ (ロンバルディア州) ミラノの北東164km

イタリアのティラーノと、スイスのサン・モリッツを結ぶレーティッシュ鉄道ベルニナ線、そして同鉄道アルブラ線は、数々の橋やトンネル、名峰や氷河など絶景を楽しめる歴史と伝統あるスイス人の人気山岳鉄道路線。始発・終着駅となるのはイタリア側のティラーノの町。美しいルネッサンス様式のマドンナ聖堂などの真近を列車は路面鉄道となって走り抜けていきます。

ユネスコサイト: http://whc.unesco.org/en/list/1276 

 

サン・ジョルジョ山

登録年:2010 年(2003年スイス登録の認定範囲拡張)

所在地:サン・ジョルジョ山麓(ロンバルディア州、ヴァレーゼ県)

サン・ジョルジョ山Monte San Giorgioは、ルガーノ湖の南側スイス・ティチーノ州にそびえるピラミッドのような形をした森林の山で、海抜1096メートル。ここから太古に遡る三畳紀(2億4500万年から2億3000年万年前)の、他に例を見ない貴重な魚類化石が発掘されており、スイス側は2003年に世界遺産リストに登録されています。そして今年2010年8月、認定地域は化石発掘地域全域に、つまりイタリア側にも拡張されました。

ユネスコサイト:  http://whc.unesco.org/en/list/1090 

 

ドロミーティ

登録年:2009

所在地:①ペルモ、クローダ・ダ・ラーゴ、(ヴェネト州ベッルーノ県)

②マルモラーダ山(トレンティーノ・アルト・アディジェ州トレント県及びヴェネト州ベッルーノ県)

③サン・マルティーノ、サン・ルカーノ連山、ドロミーティ・ベッルネージ、フェルトレ連山(同上)

④ドロミーティ・フリウラーネ及びドルトレ・ピアーヴェ(フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州ウーディネ県及びヴェネト州ベッルーノ県)

⑤北ドロミーティ(トレンティーノ・アルト・アディジェ州トレント県及びヴェネト州ベッルーノ県)

⑥プエツ・オードレ(トレンティーノ・アルト・アディジェ州ボルツァーノ県)

⑦シリアル、カティナッチョ(同上)  ⑧リオ・デッレ・フォリエ(同上)

⑨ドロミーティ・ディ・ブレンタ (トレンティーノ・アルト・アディジェ州トレント県)、

玄関口となる町は、コルティーナ・ダンペッツォ(ヴェネト州 ヴェネツィアの北177km)、ボルツァーノ(トレンティーノ・アルト・アディジェ州 ヴェローナの北154km)他

「ドロミーティ」は日本では長年「ドロミテ」とも呼ばれて親しまれている北イタリアの山群。氷河のある最高峰のマルモラーダ山Marmolada(標高3,342m)をはじめ、3,000mを超える山が18峰あり、尖塔のようにつきでた尖峰や岩壁、氷河やカルスト系の地盤など9つの指定エリアは変化に富んだその見事な景観で世界的に有名。絶景を楽しみながらのハイキング、スキーが楽しめます。また激しい地殻変動の特徴がみられるエリアは地形学的、地質学的にも重要です。

ユネスコサイト:   http://whc.unesco.org/en/list/1237 

 

 

ヴェネツィアとその潟

登録年:1987

所在地:ヴェネツィア(ヴェネト州)

ヴェネツィアは5世紀にアドリア海の干潟(ラグーナ)に築かれ、118もの小島から成っています。10世紀には強力な海運共和国として貿易で栄えました。共和国の要でもあるドゥカーレ宮殿やサン・マルコ大聖堂、大運河沿いに連なる貴族の館はもとより、小さな建物に至るまでヴェネツィア全体が建築的な大傑作ともいうべき美しさです。またティツィアーノ、ヴェロネーゼ、ティントレットなど世界的に有名な画家達の作品が建物内部をさらに華やかに飾っています。 車は町の入口までしか入れず、街中の移動手段は船か徒歩だけで、迷路のような小道や運河が情緒をいっそうかもしだしています。

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/394 

 

 

 

ヴェローナ市

登録年:2000

所在地:ヴェローナ (ヴェネト州) ヴェネツィアの西114km

歴史的都市ヴェローナは紀元前1世紀に誕生し、13~4世紀にはスカラ家統治下、15~18世紀にはヴェネツィア共和国の一部として栄えました。古代ローマ時代の円形闘技場アレーナや、中世の城カステル・ヴェッキオ、ルネッサンス期の建築物等を多く今に残しています。ロミオとジュリエットの舞台ともなっている美しい街はまた、芸術をとりいれながら2000年に渡りたゆまず発展し続けた要塞都市の好例でもあります。

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/797 

 

 

 

ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅群

登録年:1994、1996

所在地:ヴィチェンツァ(ヴェネト州)ヴェネツィアの西北68km及びヴェネト州内の数箇所

ヴィチェンツァは15~18世紀にヴェネツィア共和国統治下で繁栄。16世紀には建築家アンドレア・パッラーディオが活躍、古典的ローマ様式をとりいれた壮麗な建築物で街に独自の景観をもたらしました。ヴィチェンツァ市内に残るバジリカやオリンピコ劇場等23の建物の他、ヴェネト州内の各地に「ラ・ロトンダ」をはじめとするパッラーディオの建てた優雅なヴィッラ(邸宅)が点在しています。彼の作品に影響を受けた「パラディアン様式」の建築スタイルは英国、欧州各国や北米にまで広まりました。

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/712 

 

 

パドヴァの植物園(オルト・ボタニコ)

登録年:1997

所在地:パドヴァ(ヴェネト州) ヴェネツィアの西42km。

世界最古の植物園で1545年に造られました。当時の配置を守りつつ、入口や欄干等の装飾や実用的施設も後世に加えられました。当初の目的通り、学術的研究所として今も存在し続け、植物、医学、薬学、環境学などの近代学問の発展にも寄与しています。

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/824 

 

 

 

アクイレイアの遺跡地域と総主教聖堂バジリカ

登録年:1998

所在地:アクイレイア (フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州) トリエステの西45km。

アクイレイアはローマ帝政初期には大司教座も置かれ、ローマ帝国第四の豊かな商業都市でしたが、5世紀にフン族のアッティラにより都市は破壊されました。遺跡の多くは未発掘のまま地下に眠っている。総主教聖堂バジリカの床下から発見された床一面を覆う4世紀のモザイクは壮観そのもので、アクイレイアが東方・中央ヨーロッパへの中継地として、キリスト教伝導という宗教的にも重要な役割を担っていたことがわかります。

ユネスコサイト: http://whc.unesco.org/en/list/825

 

 

ジェノヴァ:"レ・ストラーデ・ヌオーヴェ"と"パラッツィ・デイ・ロッリ"

登録年:2006

所在地:ジェノヴァ(リグーリア州 ミラノの南150km)

16世紀に総督ドリアのもと、スペインと同盟を結び、欧州カトリック世界のメイン銀行となって金融業で繁栄したジェノヴァ共和国。世界から訪れる来賓用迎賓館の必要性から、16世紀後半から17世紀初頭にかけて、富裕貴族層が住む豪華な館・大邸宅を厳選し、"ロッリ"とよばれるリストに登録させて、それらを国家の来賓の宿泊先として法で制定していました。「パラッツィ・デイ・ロッリ(ロッリの館)」と呼ばれたこれらの大邸宅群は建築的にも価値あるものが多く、それらの建物のため次々に新道(ストラーデ・ヌオーヴェ)が造られ、それらの通り沿いは美しいルネッサンスやバロック様式の館が建つ有力諸貴族の豪奢な大邸宅地となりました。中でも、1551年から整備の始まった最初の新道は、現在はガリバルディ通りと名を変え、16世紀に共和国の政治を掌握した有力貴族が建てた豪勢な大邸宅・館の数々が、現在は美術館や市庁舎、銀行・店舗などとして当時の栄華を今に伝えています。

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/1211 

 

 

ポルトヴェーネレ、チンクエテッレと小島群

登録年:1997

所在地:ポルトヴェーネレ(ジェノヴァの南東約114km、ラ・スペツィアの南15km)、パルマリア島、ティーノ島、ティネット島、モンテロッソ(ジェノヴァの南東93km、ラ・スペツィアの北30km)、ヴェルナッツァ、コルニリア、マナローラ、リオ・マッジョーレ、(リグーリア州)

チンクエテッレとは「5つの土地」の意で、モンテロッソからリオ・マッジョーレまでの5つの村々の総称。 ここからポルトヴェーネレまでの海岸は現在では国立公園となっていますが、切り立った崖という自然条件を克服して1000年に渡り息づいてきた村落の営みと、周囲の自然景観とが筆舌に尽くしがたい美しさをみせています。小さな入り江、カラフルな家々、崖沿いの道、海を臨む教会など、絵に描いたような景色が楽しめます。

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/826  

 

ラヴェンナの初期キリスト教建築物群

登録年:1996

所在地:ラヴェンナ(エミリア・ロマーニャ州)  ボローニャの東74km

アドリア海に面したラヴェンナは、5世紀には西ローマ帝国の首都、その後8世紀まではビザンティン帝国西領域の首都となり、初期キリスト教モザイク画の傑作の数々が1500年経った今も色鮮やかに残っています。サン・ヴィターレ教会、ガラ・プラチディア廟等8つの建物は、5~6世紀建造で素朴な外観ながら、内部を飾るモザイク画は色のシンフォニーともいえる鮮やかさ。ギリシャ.ローマ様式とキリスト教的図像、東方と西洋風が見事に融合し、芸術的技術の高さもみてとれます。

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/788 

 

 

フェッラーラ:ルネッサンス期の市街とポー川デルタ地帯

登録年:1995、1999

所在地:フェッラーラ(エミリア・ロマーニャ州)ボローニャの北東51km。

ポー河流域の浅瀬近くに位置するフェッラーラは、14~16世紀にエステ家統治下時代に、ルネッサンス文化の中心地となった知的で芸術的な街。当時の巨匠ピエロ・デッラ・フランチェスカやマンテーニャ等がエステ家の屋敷を絵で飾りました。1492年から「理想都市」をめざして街が拡張され、新しい街づくりが進められましたが、今もその都市設計に基づいた美しい街並が残っています。

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/733 

参考サイト: www.ferrarainfo.com 

 

 

モデナの大聖堂、トッレ・チヴィカとグランデ広場

登録年:1997

所在地:モデナ(エミリア・ロマーニャ州) ボローニャの北西40km。

建築家ランフランコと彫刻家ヴィリジェルモ、この二人の偉大な芸術家のコラボレーションにより完成したモデナの大聖堂は、12世紀初期ロマネスク時代を代表する傑作です。大聖堂付属のすらりとした美しい鐘楼トッレ・チヴィカは市民から親しみをこめて当時よりギルランディーナ(=小さな花)と呼ばれています。この大聖堂と塔のあるグランデ広場は、建築的芸術性が高いばかりでなく、中世のキリスト教都市における信者と一般市民の共同体的営みの中心地としての役割を担っていました。

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/827 

参考サイト: http://turismo.comune.modena.it/it 

 

 

ピエモンテの葡萄畑の景観:ランゲ・ロエロ・モンフェッラート

登録年:2014

所在地:ピエモンテ州

バローロ村のあるランガ地区、グリンザーネ・カヴール城、バルバレスコ村の丘陵地、ニッツァ・モンフェッラートとバルベーラ、カネッリ村と アスティ・スプマンテ、インフェルノットのモンフェッラート

ユネスコサイト:http://whc.unesco.org/en/list/1390

この登録には、すばらしい景観が広がるワイン産地5地区と、葡萄栽培の発展においても、またイタリア史でも重要な場所であるグリンザーネ・カヴール城が含まれました。

エリア全体は、北はポー河、南はリグリア・アルプスの中間地域であるピエモンテ州の南部に位置し、何世紀にも渡りこの地域を特徴付けてきた葡萄栽培とワインづくりに関する、技術的、経済的プロセス全般が包括されています。
ピエモンテがエトルリア人とケルト人の交流・交易地だった紀元前5 世紀頃に遡る、ぶどうの木の花粉がこのエリアで発見されています。今もこの地域の方言には、特にワイン関係の単語に、エトルリア語やケルト語が残っています。古代ローマ帝国時代には、学者で軍人の大プリニウスが、ピエモンテ地域は古代のイタリア半島で最も葡萄栽培に適した地のひとつであると述べており、地理学者で歴史家のストラボンもこの地域の樽について述べていました。

参考サイト:
ピエモンテの葡萄畑の景観:ランゲ・ロエロ・モンフェッラート協会 www.paesaggivitivinicoli.it/
ランゲ・ロエロ観光局サイト www.langheroero.it
ランゲ・ロエロ・モンフェッラート観光業者組合 www.turismodoc.it

 

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